ちおん舎の庭

玄関の庭

茶室南路地

左手奥のすだれのかかる下が四畳半茶室のにじり口。南路地は四つ目垣と枝折戸による結界が、狭いながらも神秘的な空間を形作っている。四つ目垣の横竹と縦竹の分割、高さなど納め方も巧い。植栽はアラカシ、シシガシラ、イスノキ、スギ苔。右手、沓脱石の上にひっそり置かれている小石は関守石。(京の隠れに庭 コロナブックスより)

茶室のにじり口からみる南露地蹲と生込燈籠。手水を使うとき、にじり口にお尻を向けないように配置されている。 (京の隠れに庭 コロナブックスより)

本座敷庭 茶室北庭

座敷より茶室北庭を望む。右上奥に茶室貴人口がある。座敷手前には玉鳳院形縁先手水鉢が置かれ、鉢明かりとして織部燈籠ともう一基、奥に六角燈籠が配される。間の伽藍石が両基を結ぶ。植栽はトチ、クロマツ、キンモクセイ、モミジなど。茶室露地の黒砂利と対照させ白砂利である。(京の隠れに庭 コロナブックスより)

蔵前の庭

奥の庭